1、初めに
こんにちは、ビジップ株式会社の三角です。
皆さんは、ドローンが様々なところで活躍しているのをご存知ですか?
ドローンは無人で飛行することが可能な航空機のことで、最近では遠隔操作を必要とせずに自立飛行が可能なものも開発されています。ドローンの普及によって、ラジコンのようにドローンでレースをしたり、空から見た景色を撮るなど、趣味として一気にドローンが人気となりました。
ドローンの若い世代への普及のため、私達ビジップ株式会社は、NPO法人学生ネットワークWANと合同で、JDx drone(ジェイドローン)を設立しました。
現在は、産業利用としてドローンが大きく注目されています。九州では、そんなドローンの普及に伴って、九州ドローン推進協会が設立されました。
2、九州ドローン推進協会とは
今回九州では、ドローンを活用した地方創生や新規事業創出、異業種・地域間連携、観光産業などを支援するために、九州ドローン推進協会が作られました。
地方創生は新しい仕事創りが重要です。九州ドローン推進協会では、ドローンという最新テクノロジーを使った新しい付加価値を創造していくそうです。
各事業部のプロフェッショナルが、九州地区の事業推進のサポートをおこなっています。
これまでの活動実績としては、ドローン人材育成支援や操縦者の育成、ドローン関連イベント企画と初心者向けのドローン操縦体験会、映画のドローン空撮や産学官連携のサポートが挙げられます。
九州ドローン推進協会の今後の活動としては、ドローンに関する人材育成や産業支援・創出。ドローンベンダーと連携し、ドローン普及の為のイベント活動や新しい市場の開拓をおこなっていきます。
九州ドローン推進協会公式サイト
3、地方のドローン活用
ドローンの活用方法は様々です。映画の空撮や人名救助、道路陥没のデータ観測などあらゆる目的に利用されています。
建設などのインフラ系
建設現場のデータを取得し、VR(バーチャルリアリティ)技術を利用したシミュレーションをおこなうことで、建設する前に問題点を見つけ出し、多くの時間とコストを節約することが可能になっています。
農業
ドローンで空撮した画像を元に、赤外線技術を利用して植物や食物の病気を調査することが可能になった結果、害虫の早期発見が可能になり、農薬の減量にも大きく貢献しています。
また、ドローンでの調査によって、土と畑を分析し、畑に苗を植えたり、種まきのタイミングの計画作成に利用されています。
人名救助
遭難や災害の際の人名救助にも、ドローンを利用する取り組みがおこなわっています。九州大学では、人名救助の現場にドローンを導入し、救助確率を高める実験がおこなわれました。
ドローンが撮影した画像をリアルタイムで救急隊に共有することで、救助時間を通常の3分の1に短縮することに成功しました。
(参考:ドローン活用、救助時間3分の1に 九大で実証実験 -朝日新聞-)
物資運送
福岡から能古島まで、ドローンを活用した食料品配達の実証実験がおこなわれました。
高齢者向けの宅配サービスを運営する会社の協力のもと、高齢者から電話を受けてから担当者が買い物をし、商品をドローンで届ける実験です。ドローンの活用によって、高齢化社会で問題になっている、買い物弱者問題を解決することができそうです。
4、最後に
趣味以外の産業に利用できると大きく注目され、実際に利用が始まっているドローン。本記事で紹介したのは、ドローン活用のごく一部です。ドローンは、これからますます広がっていくことでしょう。
九州でのドローンの普及のため、九州ドローン推進協会は様々な取り組みをおこなっています。ぜひ皆さん、九州ドローン推進協会をチェックしてみてください!
九州ドローン推進協会公式サイト
また、冒頭で説明したように、ビジップ株式会社は、NPO法人学生ネットワークWANと共同でJDx Droneを結成しました!私達もドローンの普及にむけて活動をおこなっていきますので、ぜひこちらもチェックしてください。
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